
AA70周年国際コンベンション in トロント ~踊るよ、踊る 前夜祭~
トロントでの国際コンベンションは、2005年の6月30日から7月3日にかけて開催されました。
6月30日は前夜祭。
映像でトロントの町が紹介されるとき、必ず映るCNタワー…の南にあるラウンドハウス・パーク(Roundhouse Park)というところで夜7時からパークダンスがはじまりました。ステージではずっとバンドが演奏していて…多分演奏していたのはAAのメンバーだと思います。
公園にメンバーがわらわらわらわら集まって、踊るんです。日本からのツアーで一緒に参加したメンバーは各自自由行動だったので私は一人で参加していたと記憶しています。そこで私も踊って、すごく楽しかったですよね。開放感があるんです。やっぱり日本から離れて旅の空ですしね。
夜8時くらいになってもまだ暗くならず、夕方、という印象でした。夏の夕方に酒なしで、生演奏の音楽があって、踊ってて…、途中で男性から「一緒に踊ろう」みたいな感じで、向き合って踊ったんですけど、私は踊りが得意じゃないし、ノリが今ひとつと感じたのか、その男性は、しばらく一緒に踊ったらどっかに行っちゃいました。
とにかく楽しかったです。私の人生では稀なことでした。踊り疲れて、帰りは「シャトルバスを探すのに苦労した」と、旅の日記帳に書いてあります。
ちなみに、AAの国際コンベンションでは、町がメンバーであふれます。ホテルとメインの会場の間を行き来するシャトルバスが数多く走り回ることになります。自分が泊まるホテルまで行ってくれるバスがなかなか見つからなかったのでしょうね!
4万4千人が集う
このトロントの国際コンベンション、AAの公式発表では4万4千人が参加したとのことです。メンバーだけではなくて、メンバーの家族や医療関係者やマスコミ関係者…いろんな人が、参加するわけで、街がコンベンション一色という感じになっていました。
当時は東洋人の姿はあまりみかけず、ほとんどが欧米人で、中南米から来てる仲間も、結構、目立っていた記憶があります。食事は、コンベンションセンターにフードコートのようなものがあったので、そこで済ませました。くだんの旅日記には「昼食:ハムサンドイッチとクッキーとコーヒー、夜:ミートログとパンとコーヒー」と書いてあります。この旅の間、とにかくコーヒーをよく飲んでいました!
ナイアガラの滝(*)ツアー
翌日の7月1日の金曜日の夕方からコンベーションが始まるので、日中の空き時間を狙って観光する人も多く、コンベンションセンターの中に、観光ツアーを受け付けている業者のブースが入っていました。せっかくですからナイアガラの滝ツアーに、参加することにしました。ツアー参加者の中で日本人は私一人でしたが、言葉が分からなくてもみんなAAのメンバーなので安心です。
ナイアガラの滝は、カナダとアメリカの国境のところにあって、カナダ側から見ることになるわけですが、トロントではやはり一大観光資源なんでしょうね。ツアーで、この旅ではじめてレストラン(*)で食事ができました。バイキングで同じテーブルを囲んだドナとサンディという女性の仲間とちょっと仲良くなりました。ドナは明るくて親切な感じの、大柄な女性で、サンディの方は、スリムでインテリっぽい感じの年配の女性でした。写真を撮ってメールで送ってもらったのに、当時のパソコンが壊れてしまって復旧できず、残っていません。すごく残念です。考えてみれば、スマホがない時代だったんですよね。
さて、滝はやっぱりすごかった! 着るとオバQみたいになるカッパを着て、船に乗って滝に近づいて行くんですけど、ぶわーっと滝の水しぶきが上がって、カッパを来てても髪も体もかなり濡れます。それでも日本とは気候が違ってカラッとしているので、すぐ乾いて驚きました。
* カナダ側のナイアガラの滝:Horseshoe Falls of Canada
* レストラン:Waters Edge Restaurant & Tippy Canoe Patio
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