ニューヨーク AA武者修業たらたら編体験談

ニューヨーク AA武者修業たらたら編(7)

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トロント CNタワーに登る! 2005年7月6日

この日はメグと、もう1人の女性と3人でCNタワーに行くことにしました。CNタワーはトロントの東京タワー(今なら東京スカイツリー?)と言ってよいでしょうか。展望台の床の一部がガラスになっていて、下が見えるんです。やっぱりお約束で、その上で立ったり、跳ねたりしている人がいました。いい大人が…と思ったのですが、私もやりました(笑)。

そのガラスの床は高さ342メートル、その上にある展望台は高さ346メートルのところにあって、世界で2番目に高い展望台だということです。眼下にトロントの町を眺めながら、「ここからどこへ行こうかなあ」という思いが湧いてきました。日本を出るときは、漠然とカナディアンロッキーのツアーに参加して、トレッキングをしようと思っていました。でも、ここから一晩、バスに揺られるとアメリカ合衆国のニューヨークに行けると思うと、とにかく一度、ニューヨークに行ってみたくなってしまい…。

グレイハウンドという長距離のバスがあることは知っていたので、バスターミナルに行って時刻表をもらいました。メグとはそのあたりでハグしてお別れ。「I hope Higher Power protect you!」と言ってくれました。私はなんと言って返したのか覚えていません。言葉が何もでなかったかもしれません。また1人になりました。やはりこの日もミーティングに向かいたい。2日前の月曜日に行ったPRIMARY PURPOSEグループのミーティングにまた行くことにしました。場所が分かっているので安心です。

=======ミーティングの情報========

<会場>Christ Church Deer Park(1570 Yonge St) ※私の記録にはChrist Church とだけあります。
<グループ> Primary Purposeグループ
<進行>小さなお祈り → 黙祷 → 序文 → 第3章(チェアマンの指名で朗読) → 12の伝統朗読 → グループのメンバーが3分くらいずつスピーチ → 10分ほどコーヒーブレイク → メインスピーカー 30分くらい → 献金バスケット回る。 → 遠方からの参加者の自己紹介

Double‑Decker(二階建てバス)でトロントの町を巡る 2005年7月7日

この日、グレーハウンドのバスの予約に向かう途中、チャイナタウンに迷い込みました。私はチャイナタウンが好きなので素通りするわけにはいきません。露天で1本2ドルのブレスレットを3本買おうとしたら、手持ちのカナダドルが税金分足りず、アメリカドルの5ドルにまけてもらいました。このブレスレッドはその後、ずいぶん長いこと大切に持っていたのですが、昨年、古着と一緒にJFSAに寄付しました。

ニューヨーク行きのグレイハウンドのバスは4日後の7月11日夜行のものを予約しました。100ドル。10〜12時間かかる約800kmの移動なので、日本の長距離バスと同じくらいか少し安いかな、という価格感でした。ニューヨークのタイムズスクエア近くにあったBig Apple Hostelに予約の電話をしたところ、満員とのことで断られてしまいました。やはり、安くて便利なところにある宿はなかなかとれないのでしょうね。

バスを予約したあと、33ドル奮発してDouble Decker(二階建てバス)に乗ってみました。トロントの街中で、可愛らしい綺麗な赤い色の二階建てバスをみかけたので、気になってたんですよね。観光用のバスで、日本で言えば「はとバス」みたいなものでしょうか。はとバスと違うのは上がオープンになっていて、眺めがとてもよいところです。2時間ぐらいのコースだったのですが、トロントの町を離れる前のよい思い出になりました。

トロントの山谷(サンヤ)的なところのミーティングに参加 2005年7月7日

バスを降りたら夕方6時ころになっていました。ミーティング会場に向かうために、George通りに入ったところ、酒を飲んでるか、なにか使っているかしていそうな人、上半身裸の人なんかがいて、突然、ドヤ街風のムードになりました。ミーティング会場のSEATON HOUSEの前でたむろっている人に、ミーティング会場はどこなのか聞いてみましたが、わかりませんでした。知的か精神かにハンディキャップがある方のようで、SEATON HOUSEというのはおそらく、ある種のリハビリセンターのようなところなのではないかと推測しました。

ミーティングは小さな教室のような部屋で行われ、参加者も私含めて8人のみで、女性は私1人。開催時間も短く、最初から最後までで40分もしないうちに主の祈り(*)とチェーンハンドをして終わりました。私の旅のメモには「参加者の1人にお茶に誘われたが 他の会場に行きたいと言って断った」と書いてあります。残念ながらどういう人だったかは思い出せません。

ちなみに、今回、この記事を書くにあたりChatGPTとWikipediaで調べたところ、Seaton Houseはトロント最古・最大のホームレスシェルターで、当時George通り周辺にはこうしたホームレスシェルターが集中していた、とのことでした。なるほどと思いました。たしかにドヤ街風でしたが、あまり危険な印象は持ちませんでした。この時期のトロントの町は日が長くて夜8時近くまでは明るかったですし、AAのミーティング会場があるのですから、心細いということもありませんでした。Seaton Houseのミーティングが早く終わってしまったので、「ミーティングおかわり!」することに。

MIDTOWNグループのミーティングに参加しました。また最後には主の祈りの唱和がありましたが、英語で唱えられなかったので、日本語で、小さなお祈り(セレニティ・プレイヤー)をぶつぶつと唱えていたところ、隣に座った女性がハグをしてくれて「あなたは、あなたの国の言葉でお祈りをしていたんですか?」なんて聞かれました。トロントのミーティングで気がついたことをいくつか挙げたいと思います。

・グループの手作りの旗がある(ことがある)
・ビックブックや小冊子など、書籍が販売されていることが多い
・テーブルの真ん中にビックブックを立てておいてあることが多い。ビックブックの重要さを感じた
・最後、必ずチェーンハンドをする。日本のAAではあまりしない。ちなみに断酒会は必ずやる(連鎖握手といいます)
・チェアマンはスーツを着込んでいるグループもある(グループ内の決まりと思われる)

*主の祈り(The Lord’s Prayer)
Our Father, who art in heaven,
hallowed be thy name.
Thy kingdom come,
thy will be done, on earth as it is in heaven.
Give us this day our daily bread,
and forgive us our trespasses,
as we forgive those who trespass against us.
And lead us not into temptation,
but deliver us from evil.
For thine is the kingdom,
and the power, and the glory,
forever and ever.
Amen.

主の祈り(日本語訳)
天にまします我らの父よ、
願わくは御名(みな)をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧(かて)を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みにあわせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄えとは、限りなく汝のものなればなり。
アーメン。

=======今日のご飯(記録にあるものだけ)=======

・朝昼兼で駅前の屋台のジャーマンドッグ
・夕食 チョコレートスコーン

=======ミーティングの情報========

<会場>Seaton House(339 George Street )
<グループ>MIDTOWNグループ
<進行>小さなお祈り → 第5章朗読(指名された人) → 伝統朗読 → ?なにか朗読 → メダルコール → 休憩 → スピーカー(女性) 40分ほど → 主の祈りとチェーンハンド

=======今日のご飯(記録にあるものだけ)=======

・朝 宿のサービスのコーヒー、スコーンの残り
・夕食 駅前の屋台のジャーマンドッグ

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