お酒を飲まずに生きるには

イケイケ ネパール VOL2 ―― 名ガイドブック「地球の歩き方」にも載っていないネパール旅行のポイント 1998年8月 ――

<郊外へ行こう ~バスの屋根に乗って~>

「イケイケ ネパールVOL1」でご紹介したとおり、カトマンドゥのはおもしろい散策ポイントがいくつもあります。
ただし、ツーリストの中には、この町で数日間過ごすと、騒音と空気の悪さに疲れてしまう人も多いようです。
都会の喧騒にぐったりしてしまう前に、郊外に出かけましょう。
郊外の町はそれぞれ魅力的な貌をもっています。

バクタプルの雨

バクタプルは美しい町です。
カトマンドゥは美しさよりも、喧騒と猥雑さが勝っています。それに比してバクタプルは古色豊かで静かです。
古い、美しい建築物が並ぶ町を長い時間歩いていると、テーマパークに迷い込んだかのような気分になりますが、地元の人々の生活もまた、目から耳から飛びこんできて飽きることがありません。
タチュパル広場には、“Cafe de’ Peacock and Soma Bar” というレストランがあります。このレストランは2階にあり、テラスから広場を見下ろすことができます。ダッタトラヤ寺院を正面から見たとき、向かって左側にあります。歩き疲れた足を休め、広場の様子を見ているのも一興でしょう。
この町から去ろうとした夕暮れ時、雨が降り始めました。雨足は次第に強まり、ついにはドシャ降りです。民家の軒先で雨やどりをしながら歩いてきた方を振り返ると、通りや寺院がまったく別の風貌を見せていました。建物が、道が、雨を吸い込んで一段と深い色に変わり、通りからは人の姿が消えています。
この美しい古都で雨に降られたのも僥倖だったように思えました。

【情報】
・Baghbazar 通りに入ったところのバス乗り場からエキスプレスバスに乗って30分ほどでバクタプルに着きます。セントラルバススタンドからの発車ではありませんのでご注意を。車掌が「エキスプレス、エキスプレス」と叫んでいるのですぐ分かります。
・バクタプルに入る時には、文化財保護基金として300ルピー払う必要がありますが、引換にもらうチケットは1週間有効です。

静かな町 キルティプル

キルティプルは静かな町です。
丘に広がる古い町なので道が狭く、坂と階段がめだちます。車もバイクも通らないのはそのためでしょう。立ち並ぶレンガ造りの家々は、いずれも長い時の流れを感じさせます。
みやげ物屋もなく、客引きもいないのでゆっくり散歩できます。丘の上の寺院まで歩くと、眼下に街並みが広がります。キルティプルに行ったらぜひ足を運んでください。

【情報】
・パタンとセットにして観光すると便利です。パタンとキルティプル間はローカルバスか、地元の人がよく利用している乗り合いバスで移動できます。
・オートリキシャならニューロード界隈からキルティプルまで50ルピー程度。

バスの屋根に乗る

ナガルコットやドゥリケルなどの郊外へ行く時は、バスの屋根に乗ってみてはいかがでしょうか。
日本ではなかなか出来ない体験です。
登り降りが大変なので、バスに乗る時間が短い時はできません。また、5、6時間のバス移動では時間が長すぎて、屋根に乗り続けるのは大変です。ナガルコットやドゥリケルなら2、3時間のバス移動なので、ちょうどいいでしょう。
注意すべき点は、地元の人で、しかも自分と同じ目的地に行く人が屋根に登っている時だけにすることと、運転手もしくは車掌にことわってからにする、ということです。眺めもいいし、気分爽快です。ただし、くれぐれも気をつけて。柵(ネパールのバスは、たいて屋根に荷物が置けるように、荷物の落下防止用の柵がついている)にしっかりつかまって、振り落とされないように!
以上、カトマンドゥを散策するときの参考にどうぞ。

1998年は、ネパール政府によるキャンペーンで、ヴィザなしで入国できます。
ネパールへの旅はいかがでしょうか。

駄文ひとすじ ~載りも載ったり十七年 ~

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