お酒を飲まずに生きるには

イケイケ ネパール VOL1 ―― 名ガイドブック「地球の歩き方」にも載っていないネパール旅行のポイント 1998年8月 ――

今回はカトマンドゥの街の見どころを紹介します。

カトマンドゥの街、ここを歩こう

・タメルからチェトラパティを抜けてダルバール広場へ

ツーリストの姿が多いタメルを抜けてチェトラパティに近づくと、次第に街の人々の生活圏に入っていきます。立ち並ぶ家は、少し傾いていたり窓枠がゆがんでいたり。鉄筋のビルを見慣れた目にはなんとも懐かしく感じられます。
1階を店にして、上の階に人が住んでいる家が多いようです。商店街ではありますが、地元の買い物客が多いところなので、客引きの声もとばず、散歩を楽しめます。チェトラパティから、Yatkha 通りをまっすぐ進むとダルバール広場にでられます。

・ダルバール広場からジョッチェンへ

ジョッチェンのまたの名をフリークストリートといいます。
この名前は、1960年代にヒッピーが闊歩していたところからきています。
今でも確かにその名残はあって、ヒッピーの流れを受け継いでいそうな西洋人のツーリストをよく見かけます。ダウンタウンのような風情があり、おもしろい通りです。
この通りを抜け、ビムセンタワーの方角に向かうと、途中に市場があります。いろいろな野菜、魚、肉などが売られており、活気にあふれて見飽きません。ただし自転車に荷を積んだ人や、かごを両側に下げたてんびん棒をかついだ人がせわしく行き交うので、彼らの邪魔にならないように歩くには多少気をつかいます。

・ダルバール広場からアサンを抜けてカンティパトまで

バザールを通り抜ける道で、途中には美しい寺院がいくつかあります。バザールは何回行っても飽きないところです。ひしめく人と物と乗り物にエネルギーをうばわれます。ゆっくり歩きましょう。スリに気を付けて。

・Baghbazar 通りを経てDilliBazar 通りを歩く

DilliBazar 通りまで行くと、ツーリストの姿はほとんど見なくなり、地元の人々の日常生活の中に突然投げ込まれたかのように感じます。英語も通じなくなります。道もだんだんと汚くなり、車道にも歩道にも牛の姿が多くなります。
商店も、家具屋やペンキ屋などが多く、カトマンドゥ中心の商店街とは違った趣があります。好奇心旺盛な方は、ぜひ足を運んでみるとよいと思います。

寺院と神像にご注目

カトマンドゥは寺院が多い街です。
古い、美しい寺院がカトマンドゥをはじめ、バクタプル、パタンなど郊外の街でもたくさんみられます。
日本であれば「国宝だ、重文だ」とお金をかけて大切に保存されるであろう建築物が、特別なメンテナンスをされている様子もなくそのままになっています。
寺院には人や牛が入り込んでいるし、傍らを車やオートリキシャが遠慮なく走っています。このままでは建物の傷みが早いのではないかと心配になりますが、寺院は人々の生活の中にしっかりと溶けこんで「みんなのもの」という意識があるようでした。帰る家をもたない人は寺で眠れます。排他的な管理がないのが寺院の本来のありかたなのかもしれません。
また、街中では道の端やちょっとした空地にヒンドゥ教の神様がまつられているのをよくみかけます。まつられている神像には必ずといっていいほど赤や黄色の粉がかけられ、花が供えられています。粉をかけ、花を供えるのがヒンドゥ教の神様のまつり方のようです。
往来の激しいカンティパト通りにも歩道に神像がまつられていました。通りすぎるときにそっと神像に触れ、その指先を自分の額にあてる仕草をする人を多く見かけました。
この街のヒンドゥの神様たちは、1日たりとも人々に忘れられることなく存在しているようでした。
街角や寺院にたたずむヒンドゥの神様たちは、時の流れと人々の手によって少しずつ形を失っていきます。
以上、カトマンドゥを散策するときの参考にどうぞ。 1998年は、ネパール政府によるキャンペーンで、ヴィザなしで入国できます。 ネパールへの旅はいかがでしょうか。

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