12月

いつからか 日が暮れるように 年が暮れ

求めても 酒のもたらす暖は まぼろし

(師走のごあいさつ)

今年一年を振り返ってみたかったが、新型コロナウィルス流行のため諸行事のほとんどが中止になり、カッコよくまとまらない。けれども今年もまた、我らが誇らしい「一日断酒」が三百六十六日、積み重なった。アル中は変化に弱いと言われるが、自助グループにつながっている面々をみるかぎり、粛々と落ち着いて過ごしたように見える。そう、私たちは死を急速に近づける何者かと真剣に向き合わざるを得なかった経験を持つ。これからもこの経験を頼りに生きていきたい。

(二〇二十年十一月某日 一日どころか一年なんとか過ごせて奇跡!)