11月

いて欲しい 春 秋 さっさと 去り給う

酒売り場 色 賑やかに 毒 隠し

(霜月のごあいさつ)

以前、この「房総」誌面で「アル中本を読もう!」というコラムを連載させてもらった。アル中が登場する本やアル中が書いた本を紹介する、というもの。今、仕事で南房総をテーマとするブログを執筆しており、「房総本を読もう!」というシリーズを書きはじめた。発想に進歩がない。それはいいとして、数本は書けそうだが続けるのは案外難しい。世に出回っている活字の中でいかにアル中が闊歩(かっぽ)しているか、そしていかに文筆業と酒との関係が深いか思い知らされる。

(二〇二十年十月某日 酒でよく 本 ふやかして 秋の夜)