10月
カタログを 片付け終えたら 次 届き
中元の ビールもらって 大慌て
(神無月のごあいさつ)
あまりの暑さにネタも出ず、あやうくこのコーナーを休載にしてしまうところだった。川柳が作れなくてうなることは時々あれど、どういうわけだか最後はなにか出てくる。とはいえ、近頃では面白さで竹下さんの俳句に負けていることしばしば。川柳が面白さで俳句に負けてどうする。麦茶で英気を養って諧謔(かいぎゃく)精神を肥やし、芸術の秋に備えたい。
(二〇一九年九月某日 書かせてくださるのは読者のみなさま)