7月

梅もいで またひとつ 年 とりにけり

生き生きて 麦酒(ビール) ない 夏 また巡(めぐ)り

(文月のごあいさつ)

毎年七月になると思い出すことがある。「一九九九年七の月 空から恐怖の大王が降ってくる」という、ノストラダムスの大予言。一九九九年、私の酒は末期状態になっており「地球でも人類でも滅びるなら滅びやがれ」と思っていた。二〇〇一年から飲まない生活がはじまって巡ってきた最初の七月。ふと「明日、世界が滅亡するとして、私は酒を飲むだろうか?」と自問し「いや、飲まない」と自答。一日断酒が続いた数か月で、世界観が変わったのだ。

(二〇一九年六月某日 梅干し・梅ジャム・梅シロップ!)